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覚醒への道標 日浦裕次

本ブログでは、日浦祐次氏の過去のブログ記事を掲載させて頂いております。日浦氏にとっては過去のものであり、現在のご自身と、運営する瞑想教室「サハスラーラ新宿」にとっては不要とのお考えから全文削除されたそうです。管理人が、過去に日浦氏のブログにより救われた経験を持つため、後に続く真理を求める人のために是非とも!と、再掲載をお願いいたしましたところ快くご承諾下さいました。この場を借りて、日浦祐次氏に厚く御礼申し上げます。 Copyright © Yuuji Hiura all rights reserved.

美女と白い大蛇20

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美女と白い大蛇20

美女と白い大蛇20

 

この当時、わたしは「瞑想」について、あまり知らなかった。

というか瞑想という言葉を知っていたが中身は知らなかった。

ただ宗教というものが遥か太古の時代から、

人間を盲目にするシステムだという認識があった。

 

それは、わたしが過去世の一部を思い出したとき、

同時に知覚した古い記憶なのだ。

それら宗教の多くは、神や霊魂を語る。

生まれ変わりも説く。

そうした現象等も示すことができる。

 

遠いむかし、わたしも宗教を打ち立てた体験をもつ。

人々を目覚めさせようとしたことが、意に反して、よい結末にならなかった。

その後悔から、宗教や霊的世界の関心を強く押し隠して生きている。

それが現在の自分なのだ。

過去の反映こそ、現在の生き方なのだ。

瞑想という言葉は、過去世に体験した宗教のイメージを持っていた。

だから瞑想について、その中身を知ろうという欲求も押し殺してきた。

 

中には人間の目覚めを邪魔する霊的な世界がある。

また金儲けの宗教も多い。

多くは、それらの詐術に陥ってしまう。

今回のケースは、その原因が分からない。

金縛りになって、 苦しんでいる先生は、

かなりレベルの高い霊能者であることが分かる。

過去世においても、 様々な霊的修行を体験しているに違いない。

この先生と出会ったのは、何かの「縁」によるのだろう。

残念ながら、この先生の過去世を知ることが出来ない。

自分が思い出した部分的な過去世の記憶のなかにも先生の記憶が無かった。

 

腕時計を見たら、もう二時間以上も経っていた。

ランチ・タイムを逃がしたから、空腹だった。

結末はどうあれ、わたしは先生の金縛りを解いた。

 

先生は深い呼吸を繰り返し、起き上がって、タタミに座った。

「大丈夫ですか?」

「はい、大丈夫です。」

「先生、わたしは帰ります。お元気で。」

先生の金縛りを解いた理由は、この先生が苦しんでいるからであった。

金縛りを解いて、再び 神がかりになったとしても、

それは先生が元々持っていた性質であり、

わたしの責任ではあるまい。

もし、この先生の幻術によって、

わたしが得体の知れない神々に支配されたとしたなら、

それは、 わたしの力不足だと思えばいい。

或いは、予定された体験の一部(教団の主という椅子)だと受け止めることも出来るだろう。

そうした見えざる理由はどうあれ、

今の自分は宗教団体の主になる気がないことは明らかだ。

もし、この出会いが過去世の約束事であるとしたなら、

約束事を 破棄するのだから、

繰り返し、こうした現象が立ち現れる可能性があるに違いない。

 

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プロフィール

HN:
管理人太郎
性別:
男性
自己紹介:
みなさん初めまして管理人です。ブログのタイトル「覚醒への道標」とは、日浦氏の過去のHPと書籍のタイトルの真似です。
日浦裕次氏への質問などは、「サハスラーラ新宿」へお願いいたします。コメント欄に書き込みされても日浦氏が見るとは限りません。
PCは不慣れですが、温かい目で応援して下さい。どうぞ宜しくお願い申しあげます。

P R