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覚醒への道標 日浦裕次

本ブログでは、日浦祐次氏の過去のブログ記事を掲載させて頂いております。日浦氏にとっては過去のものであり、現在のご自身と、運営する瞑想教室「サハスラーラ新宿」にとっては不要とのお考えから全文削除されたそうです。管理人が、過去に日浦氏のブログにより救われた経験を持つため、後に続く真理を求める人のために是非とも!と、再掲載をお願いいたしましたところ快くご承諾下さいました。この場を借りて、日浦祐次氏に厚く御礼申し上げます。 Copyright © Yuuji Hiura all rights reserved.

美女と白い大蛇19

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美女と白い大蛇19

美女と白い大蛇19

 

「それは、やめよ!

そう忠告したのは、かの聖霊か。

しかし、なぜ聖霊は、わたしに姿を見せないのか。

姿なき声は信じるに値するだろうか。

わたしは聖霊の忠告を聞かず、踊り狂うシャーマンを金縛りにした。

畳の上に音をたてて倒れたシャーマンには、

目もくれず、シャーマンが舞っていた虚空を凝視した。

すると、今まで観えていた霊的存在は、かき消されていた。

 

そうか、分かったぞ!

シャーマンの念動力によって、

霊的存在としての姿を映像化していたのだ。

恐るべし、 このシャーマンは、清楚な先生ではなかった。

 

わたしは眼をあけて、畳の上で硬直する先生を見た。

身動きが取れないまま苦しそうな息使いだ。

わたしは、先生に再び問いかけた。

 

「先生、あなたの神は、何ものか?

先生は何も答えないまま、目を閉じた。

わたしは金縛りの強さを増して、先生の妖術を封じ込めた。

もはや、このシャーマンの心臓を鼓舞する霊的な音楽も鳴らない。

苦しそうなシャーマンのオーラは光りを失い、

霧のような白いエーテルの塊になった。

あの美しいパール色のオーラは消えた。

金縛りになった先生は、畳の上に仰向けに倒れて、

胸をはだけて太ももを顕にしている。

信者達を目の前にして、みっともない肢体の晒し方だと思った。

女性の信者を手招きして呼び、先生の身支度を整えてもらったが、

先生は汗だくで、かなり呼吸が苦しそうだった。

信者たちの心配は半端ではないことが分かる。

このままの状態にしておけない。さりとて金縛りを解けば、

再びあの神々が支配し、わたしも支配されるに違いない。

言うまでもなく、このまま退散するわけにもいかない。

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プロフィール

HN:
管理人太郎
性別:
男性
自己紹介:
みなさん初めまして管理人です。ブログのタイトル「覚醒への道標」とは、日浦氏の過去のHPと書籍のタイトルの真似です。
日浦裕次氏への質問などは、「サハスラーラ新宿」へお願いいたします。コメント欄に書き込みされても日浦氏が見るとは限りません。
PCは不慣れですが、温かい目で応援して下さい。どうぞ宜しくお願い申しあげます。

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